快眠レシピ

頭痛は枕のせい!?自分の頚椎に適した枕の高さにしよう!

質の良い睡眠は心身に良い影響を与えますが、枕の状態によって、熟睡できなかったり首が痛くなったりするケースも多いです。
枕選びには高さが大きなポイントとなりますが、あなたが睡眠に不満を持っているなら枕の高さや質が適していない可能性があります。

毎日きちんと良質な睡眠がとれていれば、疲れが取れやすく健康的な生活を送れるでしょう。
快眠を手にするために自分の枕をチェックして、正しい姿勢で眠れているかを見直してください。

枕が快眠の鍵を握っている!

枕が高い方が良く眠れると言われますが、快眠と健康のためにはあなたに適した枕を使いましょう。
なぜなら、高さのある枕を連日使用していると眠る姿勢が不自然になり、肩こりや気道が狭くなるなどのリスクが発生しやすくなるからです。

高い枕によって頚椎に負担をかけた状態で眠れば頚椎周辺の筋肉が睡眠中常に緊張した状態となり、肩こりだけでなく頭痛にもつながります。また、顎を引いた状態で眠るため上気道が圧迫されやすく、いびきの原因にもなりえるのです。

睡眠時に呼吸が満足な状態でされないと、疲労感が残る、眠った感じがしないなどと感じるケースも少なくありません。適した高さの枕を選び、寝る姿勢を正常に保つようにするのが質の良い睡眠をとる基本のひとつです。

理想的な枕が欲しい方は

自分で寝姿勢の良し悪しが分からない人も多くいます。
理想的な眠る姿勢とは、あなたが起きて立っている状態の姿勢を寝た場合でも保つことです。

人間は重量のある頭部を支えるために頚椎や背骨がもともと湾曲しています。このため、枕を使わずそのまま横たわれば首の部分が寝具から浮いた状態になるのです。首の部分にできたすき間を補う役目を持つのが枕ですが、理想的な枕は頚椎の湾曲を自然な状態で支えられます。

高すぎる枕でも低すぎる枕でも、安定的に首や頭を支えられません。

仰向けで眠る場合、頭頂部と肩口を直線でつないだ傾斜の角度が10度から15度になる枕の高さが理想とされています。横を向いて眠る姿勢では、頚椎が水平になる状態が理想でしょう。横向きで眠るタイプの人は、姿勢を正しく保つために肩幅を重視して枕の高さを選択すべきです。

寝具の専門店などで枕を選ぶ際には、あなたの寝姿勢が仰向けか横向きか、うつ伏せなのか等をアドバイザーへ伝え、実際に試してから購入すると適した枕を選びやすくなります。

使用中の枕を今すぐ低くする

熟睡できず肩こりや頭痛が気になったら、あなたの使う枕が高すぎるのかもしれません。
すぐにできる簡単な対処法は、枕に使われている中材をコントロールすることです。

とは言え、枕が高いからといきなり大量の中材を取り出すのは避けてください。何度も枕に頭をのせながら少しずつ調整すると良いでしょう。取り出す量が多すぎてしまった時のために、取り出した中材は湿気がこもらない袋などに保存すると良いです。

また、枕は使用を続けるうちに中材が傷みます。今は自分に適した高さの枕に調整できていても、へたってくれば低すぎる枕になってしまうのです。多くの場合で枕は2年程度使用すると中材がへたると言われています。

中材をきちんと保存してあれば、へたった枕に足して再び適した高さに戻せるでしょう。
枕が中材を取り出せないタイプの場合は、タオルを使用して高さのコントロールをします。

」枕の高さが変えられないので、体の方を高くする方法です。首から肩口あたりまでの部分にタオルを敷いて、マットレスや枕と体の間にできた空間を埋めます。正しい寝姿勢が保たれている場合、額から顎までをつないだ斜線の角度が5度程度下向きになるので、僅かに顔がうつむいた状態になるように調節してください。

息がしやすい角度と言われていますが、太っている人などは水平の方が良い状態を保てるケースもあります。水平から5度までの間で自分が楽な角度を見つけるのも大切です。

高さだけじゃない枕探しのポイント

枕は商品によって様々な素材でできているので、選ぶのに迷う人も多いです。高さ以外で良質な枕のポイントとされているのが、柔らかすぎず適度に硬く、頭の沈み込みが少ないものです。羽毛枕やポリエステル綿枕などは柔らかすぎるものや弾力性が強いものがありますが、大きく頭が沈み込む場合は枕の見た目よりも頭の位置が低くなってしまうケースがあります。

低反発ウレタンや高反発枕は頭を安定的に支えますが、洗えない場合もあり通気性は良くありません。素材選びは好みになりますが、頚椎を自然な状態で支えられ正しい寝姿勢をつくる枕を中心に選ぶのは大切です。

また、寝返りしやすい平らな形状や頭部がはみ出さない大きさ、軽量過ぎずずれにくいなども考慮しましょう。

正しい寝姿勢を保ちましょう

高さの合わない枕を使用していると、頚椎が正しい湾曲を保てず寝姿勢が良くなくなるため質の高い睡眠がとりにくくなります。枕は眠る時にただ頭をのせるためのアイテムだと思わずに、頚椎への負担や頭痛など健康に影響を与えるものだと認識しましょう。

あなたが心地よく眠れる枕を探すのが何よりですが、使っている内に気になる部分が出てくる場合もあります。その際は、中材の調整やタオルなどで体の位置を調整し、快眠につながる寝姿勢を保つようにすると良いです。

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