快眠レシピ

人気!頚椎のサポートに最適な枕の選び方とは?

こんにちわ。アヒルです。

あなたは「頚椎」ってご存知ですか?
「頚椎」とは「けいつい」と読み、簡単にいうと首の骨のことです。

人間の首は7つの頚椎によって構成されていて、その中をいくつもの神経が通っています。首がガチガチになって痛みを発するいわゆる「首こり」は、この頸椎が傷むことによって引き起こされているのです。

姿勢や加齢など、首の痛みの原因は様々ですが、睡眠中の枕もその1つ。間違った枕を使うことで、首の痛みがずっと続いてしまう可能性もあります。今回は「頚椎を守る」という視点から枕選びについて解説しています。

枕の役割とは?

頚椎は重い頭を支えている大切な骨。人間が活動する上で重要な神経の保護も同時に担っています。ここを傷めてしまうと、首や肩が凝るのはもちろんのこと、頭痛を引き起こしたり、手のしびれや首や肩、背中に痛みが生じることもあります。

頭を支えている頚椎には、日中かなりの負担がかかっています。首をしっかりと守るためには、日頃から正しい姿勢を保つのはもちろんのこと、睡眠中に負担をかけないようにする必要があるのです。首に負担をかけることなく眠るためには、正しい枕選びが欠かせません。

眠っているとき、人間の頭には8パーセントの負荷がかかっていると言われています。この負荷を軽減し、理想的な寝姿をサポートしてくれるのが、枕なのです。

理想的な寝姿とは、まっすぐ立った姿勢をそのまま横にしたものです。人間の背骨は、経っているときS字を描くように屈曲しています。これは頚椎も同じで、緩やかなカーブを描いているのです。

そのため、そのまま仰向けに寝ると首と布団との間に隙間ができます。枕はこの隙間を埋めて、頭部と頚椎を安定させる役割を持っているのです。ただし、猫背気味の人や、首のラインが歪んでいる人はこの例に当てはまらないので注意が必要です。

こんな枕には要注意

朝起きたとき首がだるくて辛い、というときは、枕が合っていない可能性があります。頚椎に負担をかけてしまう枕とはどのようなものなのか、チェックしてみましょう。まず気を付けたいのが、硬すぎる枕です。

枕が硬すぎると、頭の重さと枕の間で、頚椎やその中を通る神経が圧迫されてしまい、負担が大きくなってしまいます。かといって柔らかすぎる枕も問題です。人間は寝ている間に何度も寝返りをうち、首の血流が滞ることを防いでいます。枕が柔らかすぎると寝返りがしにくくなり、血の巡りが悪くなってしまうのです。

枕の高さにも注意が必要です。高すぎる枕は、寝姿勢が不自然になってしまいます。不自然な姿勢を一晩中続けると、頚椎の形状が崩れ、中の神経にまで悪影響を及ぼしてしまうのです。高すぎる枕はいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になることもあります。

逆に枕が低すぎると、枕と首との間に隙間が生まれやすくなります。つまり枕のサポートを受けられず、頚椎が不自然に曲がってしまうことになるのです。顔のむくみや不眠症の原因になることもあります。枕の高さは、横向きに寝たとき背骨がまっすぐになるかどうかで判断します。

起きてスッキリしないというときは、一度高さを確認してみましょう。

手持ちの枕をカスタマイズしよう

今使っている枕を、手近な方法で改良することができます。まず、枕が硬すぎるときは、柔らかいタオルを敷いてみましょう。反発力の強さを得ることはできませんが、タオルのおかげである程度の柔らかさを手に入れることができます。ただしタオルを敷く分枕が高くなるので、必要に応じて中の詰め物を取り出す必要があります。

高すぎる枕は、やはり中身を取り出して調節することで改良することができます。中身が取り出せない場合は、逆に体の下にタオルを敷いて、相対的に枕を低くしてみましょう。

枕が低すぎる場合は、詰め物を足して高くする必要があります。最近は枕の中材だけが単品で販売されているので、気軽に購入することが可能です。そこまでするのは大変だという場合、あるいは中材を調節できない場合は、枕の上か下にタオルを敷いて高さを調節するようにしましょう。首や頭の位置を固定する枕もありますが、これらは思い切って買い換えるのがおすすめです。

どうしても枕の形を変える必要が出てくるため、寝心地そのものが悪くなってしまう可能性が高いからです。

思い切って枕を買い換える時は

枕を買い換える時は、自分に合った大きさのものを選びましょう。標準サイズは頭が3つ並ぶ大きさで、寝返りを打っても枕から頭が外れにくくなっています。小さめのサイズは小柄な女性や子供に向いています。

包まれる感覚が苦手だという人も小さめサイズを選ぶ傾向が強く、自分の好みに合ったものを選ぶのも、使い続けるためのポイントと言うことができるでしょう。素材にも気を配りましょう。枕の中材にはいろいろな種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。

近年人気なのはパイプ素材で、形や大きさを選ぶことができる点が人気の秘訣になっています。

上手な枕選びで首の痛みから解放されよう

枕は毎日使うもの、6~8時間頭を預けるものだからこそ、多少の手間暇がかかっても自分に合うように調節することが大切です。そうすることで、頚椎にかかる負担を軽減し、良質な睡眠を得ることができるのです。

枕は通販で購入することもできますが、試してから購入する方が間違いがありません。万人にぴったり合う枕はないからです。実際に寝てみて使用感を確かめたり、ショップの人や家族友人に寝姿勢をチェックしてもらうと、間違いを減らすことができます。

自分に合った枕で、快適な眠りを手に入れましょう。

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