頚椎をサポートする最適な枕を！通販で簡単に見つける方法をご紹介

あなたは朝起きたときに、首の辺りが痛むようなことはありませんか？
もし痛むのなら、あなたの枕は頸椎に合っていないかもしれません。

睡眠時に枕が合わず、頚椎に負荷がかかっているのに気づかずに痛めてしまうことがあります。これがひどくなって頚椎に障害が生じると、手足にしびれが出たり、肩や背中に痛みが出たりといった様々な症状に悩まされることになります。この記事では、睡眠時に頚椎に負担をかけない枕はどのようなものか、通販で買うとしたらどんな枕がお勧めなのかを紹介します。

頚椎と睡眠の関係性について

頚椎は首の辺りにある7つの椎骨からなる背骨の一部で、起きている間は頭を支え続けており、内部には四肢をコントロールする神経が通っている重要な部位です。そのため、頚椎に負荷がかかりすぎて変形したりすると、四肢をコントロールする神経に異常が発生するため、手足にしびれが出たり、ひどいときには歩行障害が起きることもあります。

ちなみに頭の重さは成人男子で約5Kgから8Kgといわれています。頸椎はこの重さを起きている間はずっと支えているので、就寝時に負荷を取り除くことはとても大事です。

特に年齢を重ねると骨がもろくなったり、ずれやすくなったりしますので、30代、40代から負担を減らすことを心がけることが、高齢期に入ったときに健康を保つ秘訣でもあります。

日頃から首のこりや痛みに悩んでいたり、朝起きたときに首に痛みや違和感があったりしませんか？
ひょっとしたら、あなたの頚椎の形状に枕が合っていないかもしれません。
あなたも枕を見直してみてはいかがでしょうか。

頸椎に悪いのはどんな枕なの？

頸椎に悪い枕は大きく3種類あります。
1つ目は固い枕、2つ目は頚椎に対してフィットしていない（高いか低い）枕、3つ目は頭が左右に動かない枕です。

1つ目の固い枕は好む人も多いのですが、固いということは頸椎を圧迫するということです。一晩中頭の重さと固い枕に圧迫されるのは大きな負担になりますので、固い枕は止めましょう。

2つ目の高さについては、高すぎる枕は前傾姿勢を取っているのと同じ状態になります。起きているときに前傾姿勢を取ると首に負担がかかるのがわかりますよね。

低すぎると、敷布団との間に隙間ができて頚椎が浮いた状態になります。ブリッジしているのと同じですので、やはり負担がかかります。枕は頚椎に沿った形でサポートする高さのものにしましょう。

3つ目は左右に動かないのはフィットしてよいと思われがちですが、ずっと同じ部分が圧迫されるため、頚椎に負担がかかります。ちょうど長時間椅子に座ってじっとしているようなものです。

寝ている間にある程度寝返りが打てるような枕の方が頚椎の負担は少なくなります。

頚椎に最適なのはどんな枕なの？

上の悪い枕の逆になっているのがよい枕です。つまり、固くなく、頚椎に沿った高さで、寝返りが打ちやすい枕ですね。

固くないというのは柔らかいのとは違います。固いというのはかかる荷重に対して反発が大きいことを意味するので、最近よくCMなどで取り上げられる低反発の素材を使ったものが固くない枕です。

高さについては体型によるので、まず自分の首に合った高さを測りましょう。どうなればよいかというと、真っ直ぐ立った姿勢が寝ている状態で再現できれば、それが正しい高さです。

枕だけでなく布団への沈み込みなどもあるので、本当は寝具全体を体に合わせるのがよいのですが、お金がかかりますので、まずは枕回りで調整しましょう。寝返りが打てるかどうかは、実際に使ってみないとわかりません。

あまり成形が頭にぴったりしてないものや、サイドが高くなっていないものがよいでしょう。

通販で枕選びを失敗しない方法

通販では実際に頭を乗せて横になることはできないので、先の3つのポイントのうち、寝返りが打てるかについては明確にはわかりません。1つ目と2つ目を満たしたものをまず探して、それらの形状を見比べて判断するか、可能ならショップに問い合わせをして決めましょう。

1つ目の固さについては「低反発枕」を謳っているものはほとんどが大丈夫です。ただ、2つ目の高さについては、通販サイトの枕は縦横のサイズは明記されていても、高さについてははっきりしないものも多いです。

最近のものは高さ調節機能がついているものも多いので、なるべくそういったものを選びましょう。調節機能がある枕なら、ある程度買った後に調整できるので安心です。

もし買った枕の高さが調節しても合わない場合、タオルを敷いたりすることで合わせることもできます。しかし、調整しても駄目な場合もありますし、寝返りが打てないこともありますので、返品が可能かどうかも確認しておきましょう。

頚椎に優しい枕選びは老後の健康も守ります

頚椎をサポートしてくれる枕選びの方法はわかりましたか？
体に合った枕を選ぶことは、快眠をもたらしてくれるだけでなく、頚椎という大事な部位を守り、大げさに言えば老後の健康も守ることになります。

通販サイトでは、実際の使い心地は分かりにくいですが、手軽に多くの種類の中から選んで買えるのがメリットです。この記事で述べたポイントを参考にして、あなたに合った枕を選んでください。

そして、質の高い睡眠で1日の疲れを癒してください。