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抱き枕を使って脳梗塞を予防する!ウソ?ホント?!

あなたは寝ているときに、いびきをかいていませんか?
または就寝中に寝苦しくてよく目を覚ましたりしていませんか?

もしかしたら、そのいびきが脳梗塞をはじめとする重大疾患を引き起こす原因になるかもしれません。しかし、睡眠中に起こるいびきは意識して簡単に治せるようなものではないのも事実です。

そんなときに打ってつけなのが抱き枕。抱き枕を上手に睡眠に取り入れることができれば、脳梗塞を引き起こすいびきを止めることができるかもしれません。
抱き枕をどのように使えば、いびきを止めて快適な眠りを得られるのか見ていきましょう。

いびきは脳梗塞の前兆?

いびきは鼻づまりや飲酒、疲労などが原因で誰でも起こる現象です。これらが原因の場合、原因となる鼻づまりなどが解消されてしまえば、同時にいびきもかかなくなります。しかし、このような単純な原因を取り除いても解消されない場合は、睡眠時無呼吸症候群を伴っている可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群とはその名の通り、睡眠中に呼吸が停止したり、止まりかけたりする状態を何度も繰り返す病気です。眠っている間に何度も呼吸が止まるので、そのたびに血液が低酸素状態になって動脈硬化の原因となったり、熟睡できないことで高血圧をはじめとした生活習慣病を招いたりします。

その結果、脳梗塞などの重大疾患を発症するリスクが高まるのです。実際に、睡眠時無呼吸症候群が重症化した場合の脳卒中及び脳梗塞の発症リスクは3.3倍になるというデータもあります。

睡眠時無呼吸症候群の原因としては、肥満、扁桃腺肥大、大きい舌、曲がった鼻などが挙げられます。
これらに該当する人は、一度睡眠時無呼吸症候群を疑ってみた方が良いかもしれません。また、睡眠時無呼吸症候群を伴ういびきの場合、「寝ている間ずっといびきをかいている」「他人から指摘されるほどいびきが大きい」などの特徴があります。

「なかなかいびきが治らない」「家族からいびきを指摘されている」という人は、睡眠時無呼吸症候群になっていないかチェックしてみましょう。

抱き枕が脳梗塞の予防として効果的な理由

睡眠時無呼吸症候群が引き起こされる原因は大きく分けて2つあります。

1つは何らかの原因によって喉や気道がふさがってしまう場合、もう1つは脳から呼吸の指令がきちんと出されない場合です。後者の場合は抱き枕では解消が期待できません。病院へ行って適切な処置をしてもらう必要があります。しかし前者の場合ならば、喉や気道がふさがってしまう状態にならないようにすれば良いので、抱き枕でも十分な効果が期待できます。

抱き枕が睡眠時無呼吸症候群に有効なのは、気道がふさがりやすくなる仰向けの姿勢を矯正することができるからです。仰向けになると、重力の関係で舌の付け根やのどちんこなどが気道に落ち込みやすくなります。特に、年齢を重ねると舌を支える喉元の筋肉が衰えるため、より睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向にあります。したがって、横向きで寝るようにすれば舌などが気道に落ちることがなくなり、呼吸しやすくなるのです。

しかし、横向きの姿勢をキープして寝続けるのは、仰向け寝に慣れた人には難しいでしょう。そこで抱き枕の登場。横向き寝がキープできないのは、下側の半身が圧迫されてしまい、寝苦しさを感じてしまうからです。しかし、抱き枕を使えば、圧力が下側に集中することなく分散され、寝苦しさが軽減されます。

ただし、横向きに寝てもいびきが解消されない場合は注意が必要です。横向きになってもいびきをかくということは、肥満による喉まわりの脂肪や扁桃腺肥大によって気道を圧迫していたり、息の出入り口である鼻に何らかの問題を抱えていたりする可能性があります。このような場合には抱き枕を使っても効果は期待できないので、別の方法で原因を取り除く必要があるでしょう。

正しい抱き枕の使い方とは?

抱き枕を使って寝るときは膝を軽く曲げて、両手両足でしっかりと抱きつくように寝ましょう。そうすることで、寝てる間に抱き枕を放しにくくなります。また、就寝中に背中が丸まらないように注意してください。頭は抱き枕にのせても良いですが、その場合は首に負担がかからないか購入時にしっかりチェックしておく必要があります。購入した抱き枕が首に合わない場合は無理せず、頭だけ普段から使っている枕にのせるようにしましょう。

右と左をどちらに下にして寝るかは、どちらにもメリットとデメリットがあるので、一概には言えません。一般的には、右半身を下にした場合は心臓が上になり負担が減ると言われています。しかし、右半身を下にすると食道の形状上食べ物が逆流しやすくなるので、逆流性食道炎を患っている方には不向きです。自分の体調と相談しながら、負担が少ない方を下にして寝るようにしましょう。

質の良い睡眠が脳梗塞を予防するカギ

舌が大きい人や舌を支える筋力が衰えている人が仰向けで寝ると、舌の付け根などが気道を塞いで睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性があります。睡眠時無呼吸症候群になると、眠っている間低酸素状態となって生活習慣病を引き起こし、最悪の場合は脳梗塞のような重大疾患を引き起こすリスクがあるのです。

そんな睡眠時無呼吸症候群を防ぐには、横向き寝をサポートする抱き枕が打ってつけです。自分に合った抱き枕を見つけて、質の良い睡眠と健康的な日常を手に入れましょう。

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