快眠レシピ

妊婦に最適?抱き枕の正しい使い方をご紹介します。

あなたはこんな悩みをお持ちじゃないですか?

・お腹が大きくなってきて、なんだか寝づらい・・・
・寝返りがしにくい、すぐに起きてしまう・・・

もしこんなお悩みをお持ちなら、
抱き枕を上手に使うことで解決できるかもしれません。

妊婦になり、お腹がだんだん大きくなってくると今まで普通にできていたことができなくなります。
その中でも睡眠は頭を悩ませる問題です。

お腹が大きくなることで寝返りが上手くできなかったり、
母体や赤ちゃんに負担のかかる姿勢で寝てしまったり、
様々な問題や悩みがあります。

そのため抱き枕は楽な姿勢で寝るために、
妊婦をサポートしてくれるとても便利なアイテムです。

しかも実は、妊婦の間だけでなく出産してからも長く使えます。
ここではおすすめの抱き枕や使い方について紹介します。

抱き枕とは何のためにあるのか

そもそも抱き枕とは何のためにあるのでしょうか。
東アジアを中心として様々な名称・形態で存在していますが、
日本ではオーダーメイドの枕を製造販売する会社から普及しました。

抱き枕とは寝具の一種で、
枕と名前がつきますが頭の下に敷いて使うのではなく、
抱くようにして使用する大型のものを指します。

形状は筒状で細長くスポンジや綿を詰めたタイプが主流で、
通常の枕とは別に使用しますが、
中には頭の下に敷く枕と兼用できるように、
十分な長さと柔軟性を持つ抱き枕もありその場合は折り曲げて使用します。

柔らかいもの以外にも竹籠のように中空で筒状の抱き枕もあります。
いずれの場合も体を横向きにして使用し、
下側になる足に上側の足の重さがかかりにくいようにして寝ることができます。

腕についても同様で、
抱き枕を抱えるような形になるため体に圧迫されずに寝ることができます。

また、寒い時期や寒冷地方では横向きの時にできるお腹のあたりの隙間を、
抱き枕で埋めることで暖かく寝ることができますし、
夏場は竹籠のような中空の抱き枕を利用することで布団に空気の通り道ができ、
抱き枕を使わないよりも涼しく快適に寝ることができるというメリットもあります。

妊婦のための「シムスの姿勢」とは?

妊婦が抱き枕を使うメリットには、
妊娠中の不快な症状を解消することが挙げられます。
妊娠中の不快な症状にはつわり、腰痛、寝苦しさ、むくみなどがあります。

妊娠中はホルモンバランスが急激に崩れるので、
ちょっとしたことにも敏感になります。
しかし、抱き枕を使うとこれらの不快感の解消に効果的な「シムスの姿勢」を簡単に作ることができるのです。

シムスの姿勢とは上半身はうつ伏せに、腕は反対側にし、顔の向きと同じ肘と膝は90度くらいに曲げ、
片足は伸ばした姿勢です。シムスの姿勢を意識的に作るのは意外と大変ですし、
特に妊娠中はお腹も大きいのでうつ伏せになるのは難しいですよね。

妊娠中に仰向けで寝るのは実は危険で、死産の可能性が高まってしまう場合もあります。
これは仰向けで寝ることで血流が悪くなり、
血液中の酸素濃度が低くなって赤ちゃんに十分な酸素が届かないためです。

なので妊娠中は横向きやうつ伏せ気味に寝るのが、
赤ちゃんにとっても母体にとっても負担がなくおすすめなのです。

そこで妊娠中抱き枕を使うことで、
負担の少ないシムスの姿勢を維持できるようになり、横向きでも熟睡できます。

抱き枕を使って寝るときに気を付けるのは、左側を下にして寝ることです。
右側を下にすると心臓への負担が大きくなってしまうからです。

抱き枕の有効な使い方

妊娠中、不快な症状を緩和するため抱き枕は有効ですが、
寝るとき以外にも使い方はたくさんあります。

例えば足のむくみ。
妊娠中、出産後は特に足がむくみやすく悩む人は多いです。

そこで横になったときに抱き枕を足の下に敷き、
足を高くすることでむくみ予防や解消を促すことができます。

産後はマッサージや整体などを受けたくても自由に出掛けられなかったり、
体に余計な負担をかけるのは避けた方が良いので、
抱き枕を使ってできるむくみ解消法はありがたいですね。

次に出産後は授乳クッションとしても有効です。
授乳は赤ちゃんを胸の位置まで抱えて母乳をあげなければならず、
クッションを使わないと赤ちゃんが小さいうちは無理な体勢や姿勢になってしまいがちです。

すると出産で負担のかかっている母体にさらに負担をかけることになり、
腰や背中など様々な部分に支障をきたします。

そこで抱き枕を使用すると、
母体に負担をかけずに赤ちゃんを抱えあげ授乳することができます。

普通の抱き枕でも良いですが、
妊婦向けの抱き枕は妊娠中から産後まで使えるように設計されているものがほとんどなので、
普通のクッションを使うよりも楽に授乳することができます。

さらに赤ちゃんの首がすわった頃になるとお座りクッションとしても使えます。
妊婦用の抱き枕にはドーナツ形にできるようボタンがついていることが多いです。

抱き枕は柔らかくクッション性が高いため、
ドーナツ形にすると赤ちゃんが座るのにぴったりなのです。
また、母体のためのドーナツクッションとしても使うことができます。

妊婦にこそ抱き枕は必要!

抱き枕は妊娠中にぐっすり眠るだけでなく、
妊娠中の様々な症状の緩和や産後の赤ちゃんとの生活に便利です。

抱き枕を使うことで母体も赤ちゃんも安全に過ごすことができるので、
妊婦にこそ必要と言って良いでしょう。

特に妊婦用の抱き枕は妊娠初期から産後まで長く使えるように設計されているので、
あれこれ購入しなくても抱き枕1つで事足ります。

妊娠中も産後も快適に過ごすためには、
抱き枕はとても役に立つアイテムなのでひとつ持っておくと安心です。

シムスの姿勢とともに、
抱き枕を正しく使って安眠を手に入れましょう。

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