快眠レシピ

意外に役立つ!抱き枕が持つ効果とその検証

誰かに抱きついたように眠れる抱き枕を使うと、よく眠れるという人も多いでしょう。
しかし、抱き枕は抱きついて眠るだけではなく、さまざまな使い方があるというのを知っていますか?

抱き枕は使い方次第でたくさんの効果が期待できるのです。ただ、どのように抱き枕を使えば、どんな効果が得られるのか気になりますよね。そこで、抱き枕で得られる効果について、代表的な4つを紹介し、それぞれのシーンに合った使い方も詳しく説明します。

抱き枕によって質の高い睡眠が得られる

眠りについてから最初の30分は大きな寝返りを打たない方がいいといわれています。なぜなら、大きな寝返りを打たないことで深い睡眠が出現し、成長ホルモンの分泌を促すからです。
ただし、眠りにつく際の姿勢が安定していないことには、最初の30分の間に寝返りを打ってしまうでしょう。そこで役に立つのが抱き枕です。抱き枕を抱えて横向きに寝ると、姿勢が安定することから体がリラックスします。
体がゆがんだまま寝てしまうと、睡眠の質を低下させ、日中の活動にも悪影響を及ぼします。そのため、正しい姿勢で質のいい睡眠をとることは非常に重要です。

また、抱きついて眠ることで、副交感神経の働きを活発にします。副交感神経の働きが活発になるとリラックスすることから、癒し効果も期待できるでしょう。リラックスしたまま深い眠りを得ることで、快眠へとつながります。
仕事などで忙しく、日中時間に追われている人は、夜になっても興奮状態から抜け出せないことが多く見られます。交感神経の働きが活発となり、なかなかリラックスモードへと切り替えられないまま過ごすと、自律神経のバランスを崩してしまいがちです。その結果、心身ともにダメージを受けることもあるでしょう。

そんなときにも抱き枕が効果を発揮します。抱き枕には興奮状態を作り出す交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きを活発化させる効果が期待できるのです。子どもが親に抱きついて眠るように、何かに抱きつくことで安心感も得られるでしょう。
また、抱き枕を使うと胎児のような姿勢が作れ、幸福ホルモンのセロトニンが出やすいともいわれています。疲れた体を抱き枕にあずけ、ぐっすりと眠ることで、翌日もがんばれるようになるのです。

腰痛や肩こりの改善にも効果あり

日本人には横向きに寝る人が多いといわれています。しかし、横向きに寝ると、上の腕が落ち肩に負担がかかることから肩こりの原因となってしまうことがあるでしょう。さらに、上の足も落ちることでお尻にテンションがかかり、腰痛を引き起こすこともあるのです。
体がねじれた状態で寝ることで、朝起きたときに腰に痛みを感じる人も多くみられます。このようなケースでも抱き枕の使用は効果的です。横向きに寝る際には、抱き枕を膝の間に挟んで寝てみましょう。それだけで、肩や腰にかかる負担が分担され、背骨のねじれが解消されます。

また、いつも仰向けで寝ているのに腰が痛いという人は、膝の下に抱き枕を置き、足を曲げた状態で寝るのもいいでしょう。体にかかる圧力が分散されることで、血行不良が起こりにくくなり、体への負担が軽くなります。

いびき対策にも抱き枕は効果的

いびきは、仰向けに寝たときに舌がのどに落ち込むことで起こるといわれています。また、のどまわりの脂肪が気道を圧迫するときにも、いびきが起こりやすいでしょう。仰向けに寝た場合には、重力の影響を受けやすいことから気道が圧迫されやすく、いびきの症状が出やすくなります。そういった理由から、いびきの予防には横向きで気道を確保するのがいいでしょう。

横向きで寝ることで舌の落ち込みが少なくなり、気道が広がりやすくなります。スムーズに呼吸ができるため、いびきを抑えることができるのです。ただし、ずっと横向きで寝るのは、体に負担がかかります。そこで、役に立つのが抱き枕です。
抱き枕に抱きついて横向きで寝るように心がけると、体に負担をかけることなくいびき対策が可能になります。いびき解消のために開発された抱き枕などもありますので、使ってみるのがいいでしょう。

抱き枕がむくみの解消にも役立つ

立ち仕事やデスクワークといった仕事に就く女性にとって、むくみは大きな悩みのひとつでしょう。むくみによって足が重くだるく感じてしまうことから、疲労感が増すこともあります。むくみが慢性化してしまうと、下肢静脈瘤という病気になるリスクが高くなりますので、早めに解消することが大切です。むくみがおきやすい女性は、寝る時に抱き枕を足元に寝かせ、両足をあげるのがいいでしょう。
抱き枕で足を高くして寝ることで、血液を心臓に戻しやすくします。また、あおむけに寝て抱き枕を抱え、足をクロスさせるのもひとつの方法です。できるだけ足を高くすることで、むくみの解消につながります。

抱き枕で快適な毎日をサポート

抱き枕には体にかかる圧力を分散させる効果あり、肩こりや腰痛の解消といった効果が期待できるでしょう。さらに、抱きつくことで安心感も得られることから、安眠効果も得られます。さらに、いびきやむくみの解消にも効果を発揮するのです。
抱き枕は抱きつくだけでなく、足の下に敷くといった使い方もあります。自分に合った方法で、自分なりの使い方を見つけてみるのもいいでしょう。抱き枕を上手に活用すると、満足のいく睡眠が得られるようになり、疲れを感じにくくなります。抱き枕の効果を利用し、快適な毎日を過ごしましょう。

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