必見!寝相に合わせた抱き枕の効果的な使い方とは・・・??
質の良い睡眠は、健康な体を維持するうえで大切なことです。
気持ち良く目覚めて前日の疲れも取れ、精神もリフレッシュされている睡眠は理想的と言えるでしょう。
睡眠中は健康な肌を育むための成長ホルモンの分泌が活発になるとも言われており、十分な睡眠を取ることは美容の面でも欠かせることはできません。しかし、寝相によっては血行不良になったり内臓を圧迫したりと、体の不調を招いてしまうこともあります。
そこで、抱き枕を使ってできる健康に良い睡眠を取る方法について解説していきます。
横向きで寝る人は血行不良?
横向きで寝る場合は、体の右側または左側のどちらか一方に負担がかかりやすいというデメリットがあります。
下になっている側は血行が悪くなりやすいうえに、体重がかかってしまい、知らないうちに傷めてしまうこともあるのです。この状態を軽減するには抱き枕を使ってみましょう。
抱き枕で体重を上手に分散させてあげることで、負担の偏りを改善することができます。抱き枕を使うときはまず頭を乗せ、背筋を伸ばして足はしっかり膝を曲げて抱き枕を挟み込むようにするのがポイントです。
横向きで寝る場合には、どちら側を下にするかで負担をかける部位や期待できる効果は変わってくるので注意しましょう。右側を下にして寝る場合は、心臓の負担を軽減できるのがメリットです。また、胃にある食べ物をスムーズに腸に移動しやすくなるため、消化を助ける効果も期待できます。
心臓に不安がある人や消化不良が心配される場合は、右側を下にして抱き枕を使って寝るといいかもしれません。
左側を下にする場合は、リンパの流れを良くしてくれるといわれています。これは、左側に主要なリンパ管が集中していることが理由です。
しかし、胃下垂気味の人にとっては胃に負担をかけやすい体勢になってしまいます。胃下垂が心配されるなら、右側を下にし、胃への負担を和らげる寝相を心がけるといいでしょう。
仰向けで寝る人は腰痛の原因になる?
もしも、あなたが仰向けで寝ることが多いようなら、睡眠中に腰を傷めやすいというデメリットがあります。傷めるといっても、病院で検査を受けると特に骨への異常は認められないもので、これといった原因がわからないまま引き起こされる腰痛のことです。
これは仙骨という、5個の仙椎から形成されている腰の骨が歪むことで起こる腰痛で、寝ているあいだの傾きが原因だといわれています。抱く枕を使うことで、この腰痛を軽減することができます。仰向けで寝るときは、膝の裏側に抱き枕を添えてみましょう。
膝は自然に立てるようにし、膝の裏側で抱き枕を挟むようにすればいいのです。この寝相で少しずつ腰痛を軽減できるかもしれません。
また、足がだるいときやむくみを改善したいときには、足を抱き枕に乗せて寝るのも効果が期待できます。歩き過ぎて足が疲れてしまったときや、立ち仕事や座りっぱなしの仕事で足のむくみが気になるときには、夜眠るときに抱き枕を足の下に添えてみましょう。
ただし、血行が悪いときには効果が期待できない場合もあります。また、足元が20cm以上高くなってしまうと逆に血行を悪くすることがあるので、抱き枕を選ぶときには注意が必要です。
寝相は一定させず変えてみることが吉!
寝相は人によってさまざまです。睡眠に入りやすい体勢には個人差があるため、あなたにとって寝やすい体勢にすることは、質の良い睡眠を取るうえで一番と言えます。しかし、寝相は一定させず、適度に変えることが好ましいでしょう。
寝ているあいだに上手に寝返りをうって半身だけに負担がかからないようにしている場合もありますが、一定の向きで同じ寝相になってしまう場合には、抱き枕を使ってみるのもいいかもしれません。
抱き枕にはさまざまなものが出ています。大きさも豊富ですから、あなたの身長などに合わせて選ぶことがポイントです。また、硬さや厚みなども重要なので、選ぶときにはできるだけ実物に触れてみるといいでしょう。
売り場によっては実際に寝て試してみることはなかなか難しいですが、手にとって感触を確かめるだけでもあなたに合っているかどうか判断しやすくなります。心地よい眠りに就くためには、気持ちの良い肌触りであることは大切なポイントです。
カバーを着けられる抱き枕を使うなら、内側にラベンダーなどのサシェを忍ばせてみるのもいいでしょう。ラベンダーには安眠効果があるといわれています。夜なかなか眠れないという場合には、心地よい眠りに誘導してくれるかもしれません。
香りの好みには個人差がるので、ラベンダーにこだわらず、あなたの好きな香りのサシェを選ぶと眠りやすくなります。睡眠前はお風呂でリフレッシュし、温かい飲み物を取ることも大切です。
抱き枕を上手に使って健康的な生活を!
質の良い睡眠は心身の健康維持には重要なものです。リラックスして眠るためには、あなたの好きな体勢で眠ることが一番ですが、毎日同じ寝相の場合は体に負担をかけてしまうこともあります。
それを防ぐためには、できるだけ一定の寝相で寝ることを避け、寝返りをうつなど適度に向きを変えましょう。なかなか難しい場合は抱き枕を使うことで体の負担を軽減したり、不調を改善したりできる場合もあります。抱き枕はできるだけ実際に触ってみて、あなた自身に合ったものを選びましょう。
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