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睡眠中のいびきは枕で改善できる??

家族からの指摘などにより、いびきに悩んでいる女性というのは少なくはありません。
いびきをかくことにより家族などの同居者の睡眠を妨げるだけでなく、あなた自身の睡眠の質が低下しています。

十分な睡眠時間をとっているはずなのに朝起きても疲れが取れていないということや、仕事や家事などに対して集中力が低下しているということはありませんか?そのいびきの原因には枕が関連しているかもしれません。

今回はいびきの原因とその改善方法についてご紹介します。

睡眠中のいびきの原因は?

いびきの原因はそれぞれ人によって異なります。
しかし、いびきのメカニズムとしては就寝中に気道が狭くなってしまうことが理由とされています。気道とは鼻や口と肺をつなぐ通り道です。起きているときは十分な広さを保った気道ですが、就寝中は様々な原因により狭くなってしまいます。

原因の一つに仰向けで寝ているということが挙げられます。就寝中は筋肉の力も抜けてしまいます。仰向けに寝ることにより、筋肉で構成されている舌の付け根が気道に下がってしまいます。舌の付け根が気道を狭め、狭まった気道が呼吸のたびに振動を起こすことでいびきが起こります。

また肥満もいびきの原因となってしまいます。首の周囲に脂肪がつくと気道が狭まります。飲酒後の睡眠も気を付けなくてはなりません。アルコールを摂取すると、筋肉の緊張が普段よりもゆるみやすくなります。口呼吸も、舌が気道に落ち込みやすくなる原因です。そのため、鼻づまりなどによって鼻呼吸が難しい時はいびきをかきやすくなってしまいます。

睡眠中のいびきへの対策

最も手っ取り早い対策方法は、横向きに寝るという方法です。横向きに寝ると、いびきの原因となる舌の落ち込みが改善されますので、いびきをかきにくくなります。もちろん今までずっと仰向けで寝ているのであれば、急に横向きで寝るというのは難しいかもしれません。

枕の中には横向き寝をサポートしてくれるものもあります。
その他の対策として、マウスピースやシールを使い口呼吸ではなく鼻呼吸を促す方法、鼻孔を広げ鼻から息を取り入れやすくするグッズなどがあります。肥満や生活習慣の改善などにはやはり日々の運動などが必要になります。また、自分に合った枕に替えるというのもいびきの対策になります。

いびきの改善にはどんな枕がよいのか

仰向け寝をする際に理想の枕というのは、四角く平らで硬めのものだと言われています。しかし、いびきの原因によって理想の枕というのは異なります。例えば高すぎる枕を使用していると気道が折れ曲がることによって狭くなり、いびきをかきやすいと言われることがあります。

舌自体が気道に落ち込みやすくなるのは低い枕を使ったときです。そのため、喉についた脂肪により気道が狭くなっているのであれば低い枕で改善する場合がありますが、加齢や口呼吸など舌が落ち込むことでいびきをかいているのであれば高めの枕の方が改善しやすいです。また、複数の理由によりいびきが起こっているのであれば、枕の高さによりいびきの改善を図るというのは難しくなります。

では、枕の高さというのはどう決めればよいのでしょうか。

最も確実な方法は、専門家に相談しオリジナルの枕を作る方法です。しかし、場合によっては時間やお金がかかるということにもなります。そこで、自宅で出来る簡単な枕の高さの調整方法です。まずは普段使っている枕の下にタオルケットや厚手のバスタオルを敷きます。

タオルケットで少しずつ枕の高さを上げ、いびきが軽減されているか、寝苦しくないかということを確認します。いびきが減少したら普段使いの枕はあなたにとって低すぎたということです。もしいびきが変わらない、増えるということがあるのならば普段使いの高さがベストか高すぎるということです。その場合は、低い枕を買って試してみてもよいでしょう。

理想の枕とはどんな枕なのか?

せっかく理想の高さがわかっても、変形しやすいタイプの枕であればいびきを軽減させるのは難しいです。羽毛や綿などの柔らかい素材を使っている場合は、頭の重さですぐに形が変わってしまいますので、高さが変化しやすいです。

それに対し、プラチップやそば殻などを使った硬めの枕は高さの変化が少なく、朝まで同じ高さを保つことができます。その他、いびき対策を謳っている枕もよいでしょう。高さが調節でき、気道が開きやすい形状のものであれば、舌の落ち込みを防いでくれます。

また、横向き寝をサポートする枕は頭だけではなく、腕や肩、首を支えてくれますので、横向き寝の時も最適な姿勢を保つことができます。

いびき防止になる枕とは?

いびきの原因は、就寝時に気道が狭まり、喉が呼吸により振動することにあります。枕によりいびきを改善することも可能ですが、気道が狭まる原因によって最適な枕の高さは異なります。

枕の専門家に相談したり、自分で調節を行ったりして理想の高さを見つけることができれば、その高さを朝まで保持できる素材の枕を探してみましょう。また、仰向け寝である限りいびきが改善しないのであれば、横向き寝のサポートができる枕に替えるというのも一つの手です。

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