睡眠の質を上げよう!枕の選び方を解説します
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あなたは朝起きた時、
・なんだか目の奥が「ずーん」と感じる・・・
・肩がこってるような気がする・・・
上記のような症状を感じてないでしょうか?
なかなか寝つきにくかったり、
眠りが浅いと感じたりするときは、
あなたの枕に原因があるのかもしれません。
枕にはさまざまな種類があるものの、
自分に合った枕を選べている人はそれほど多くないからです。
どんな枕が眠りやすいかは、その人の特徴によって変わります。
好みはもちろん、体型や体質などを考慮して枕を使うようになると、
睡眠の質を高めることは可能です。
ですので今回のこの記事では、
あなたが仕事で疲れた後などに家でぐっすり眠るための、
枕を選ぶ時の大切なポイントを解説していきます。
目次
枕の素材に注目!柔らかければいいってウソ?ホント?
まずは、枕の素材に気をつけてみましょう。
枕のカバーも重要ではあるものの、
中身の素材によって質感は大きく左右されます。
やわらかい枕が好きな人は、
「綿」や「羽根」のつまった枕が合うでしょう。
これらの枕は深く頭をうずめられるだけでなく、
通気性に優れているので夏場も涼しく寝られるメリットがあります。
さらに、軽量で抵抗感がないので、長時間寝ていても頭部に負担がありません。
寝違えないように対策する意味でも、効果はあります。
ただし、すべての人がやわらかい枕で安眠できるとは限りません。
少しは反発がないと落ち着かないタイプの方もいるからです。
また、やわらかい枕は素材が傷みやすく、使っているうちに形が崩れてくるのも特徴です。
固めの枕のほうが寝つきやすいなら、
「反発素材」「ウレタン」などがつまった種類を選びましょう。
深く沈みこむわけでもなく、頭にフィットするため、
安心して使用できる素材です。
さらに、枕の中身に動きがないと違和感がある人には、
「ビーズ」や「コルマ」素材が使いやすいでしょう。
比較的長く使えるのも、ビーズやコルマの魅力です。
意外と知られていない?枕にはいろいろな形がある!
使っている枕がしっくりこないなら、
形状があなたの頭に合っていない可能性もあります。
通常の枕は長方形で、
中心部にいくほど盛り上がっている形です。
こうしたデザインは頭を置くと軽く沈み込み、
左右が包まれるような感覚を覚えるので気持ちいいとされています。
しかし、より頭が沈み込まないとリラックスできない人も少なくありません。
その場合は、中心がくぼんでいるデザインの枕を探してみましょう。
あらかじめ頭を乗せる場所がはっきりとしており、
通常の枕よりもフィット感を味わえます。
また、長方形の枕は首を圧迫してしまい、負担になっていることもありえます。
首のダメージを軽くしたいなら「ハート型」の枕を選びましょう。
首にあたるはずの部分だけへこんでおり、楽に頭を乗せられます。
そのほか、肩を保護する形になっている枕も人気です。
仰向けになったとき、肩が痛い人にはぴったりです。
頭部だけでなく肩まで枕に乗せられるので、
上半身全体が包み込まれます。
睡眠時間には同じ体勢を何時間も保つことになるため、
体の弱い部分を枕で守ってあげましょう。
大きい枕は寝やすいの?大きさを選ぶ基準
一般的な長方形タイプでは、枕の大きさは「43センチ×63センチ」です。
ただし、このサイズはあくまでも成人男性の肩幅が基準となっています。
つまり、女性からすれば大きすぎると感じるケースもありえます。
もちろん、大きい枕の方が寝つきやすいと感じる女性も少なくありません。
事実、ホテルや旅館では「50センチ×70センチ」と、
一般サイズよりも大きい枕が用意されていることが大半です。
しかし、大きすぎると枕が肩や首に押しつけられて痛くなるときもあります。
あえて、今より小さいサイズの枕に変えるのも、
睡眠の質を高めるためには効果的な手段でしょう。
男性よりも小柄な人が多い女性なら、
「35センチ×55センチ」の枕がフィットすることも珍しくありません。
このサイズは本来は子ども向けであるものの、
肩幅が狭い場合にはしっくりくるでしょう。
なお、寝返りを打つたびに枕からずれてしまい、
寝苦しくなっていることもあります。
そんなときは、横幅だけ広い枕を使う方法も効果的です。
横幅が2倍になっているダブルサイズの枕などを選んでみましょう。
体型に合った枕とは?選ぶときの注意点!
眠りの質を高めてくれる枕とはつまり、
体型に合っている枕のことです。
そして、リラックスして立っているときと同じ姿勢を仰向きで保てるかどうかが、
枕を選ぶ際のポイントとなります。
人の体は首から腰にかけてゆるやかなS字カーブを描いており、
これが崩れてしまうと布団に入っていて不自然さを覚えがちです。
そして、枕が高すぎるときには往々にしてきつい体勢になってしまいます。
大きくて高さのある枕は一見すると眠りやすそうに見えるものの、
比べてみると低い枕のほうが使いやすいこともあります。
また、後頭部から首筋にかけてもカーブがあり、
枕がこの部分を支えられるかも大きな注意点でしょう。
首に何もあたらない状態だと、
後頭部の重みが首にかかってきます。
しかし、首に枕が当たりすぎていても圧迫感があり、
呼吸がしにくくなってしまいます。
さらに、寝返りをしたときにも抵抗がないかどうかを確かめて、
丁度いい枕を使うようにしましょう。
使いやすい枕は実際に試してから選ぼう!
枕を選ぶ時のポイントとして、
「大きければいい」
「やわらかいほうが優れている」
など、決めつけられる寝具ではありません。
世間で人気がある枕でも、自分の体型に合っていなければ意味がないからです。
仰向けになったときの寝心地や、寝返りのうちやすさなどを踏まえて、
安眠できる枕を選びましょう。
そのためには、枕を実際に試してから購入するのが得策です。
枕を使ったときに力を抜いた状態を保てるようなら、
睡眠の質を高めてくれるといえるでしょう。
枕の性質をしっかりと理解し、
自分に合った正しい選択をすることはとても大切なことです。
ぜひあなたにぴったりの枕を見つけ出し、
毎日ぐっすりと眠れる安眠生活を手に入れてください。
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