抱き枕の使い方は自分に合った方法を選ぶべき理由
睡眠について悩んでいる30代から40代の女性の中には、抱き枕の使い方について知りたいと考えている人もいるでしょう。
抱き枕は横向きで寝る時のサポートとして利用できるだけでなく、妊婦の就寝にも役立たせることができます。
そのためこれまでに抱き枕を使ったことのある女性もいるかもしれません。
しかし、具体的な抱き枕の使い方となると、どうすれば良いのか悩む人もいるでしょう。
効果的に抱き枕を使用するために抱き枕の使い方を紹介します。
自分に合った抱き枕の使い方を見つけることが大切
抱き枕は、枕と違って、使ったことのない人もいるでしょう。
抱き枕は、一般的に枕などのメインとなる寝具をサポートするための道具だと捉えられています。
そのため、抱き枕を使用する際は、メインとなる寝具である枕も使用するのです。
枕を使用する場合、就寝時から起床時までずっと頭を預けるようにして寝ています。
抱き枕についても同じように考えている人もいるかもしれません。
しかし、抱き枕は使用者が抱きつきたい時にだけ抱きつく寝具なのです。
常に抱きついていられないから体に合っていないというわけではありません。
あくまでサポートとして使用するのが抱き枕の使い方の基本といえるでしょう。
また、抱き枕という名称から、抱きついて使うイメージが強いかもしれませんが、他にも使い方があります。
例えば、両足を乗せたり、片腕だけ乗せたりしても良いでしょう。自分なりに合った使い方を見つけることが大切なのです。
抱き枕と枕を併用するのが一般的ですが、抱き枕の中には枕の機能も持っているものもあります。
抱き枕の使い方は、抱き枕の種類によっても異なってくるのです。
自分がリラックスできる姿勢になれるように抱き枕の位置をいろいろと変えてみましょう。
抱き枕を折って使うというのも場合によっては効果的です。
横向きに寝る際は体調に合わせて向きを変えると効果的
抱き枕の最も一般的な使い方は、横向きに寝る際に使用する方法です。
抱き枕という名称が示す通り抱きついて使用します。
足でも抱きつくため、膝を軽く曲げると良いでしょう。
横向きで寝る姿勢は、下になった肩などに負担がかかるため、血行が悪くなりがちです。
しかし、抱き枕があれば体重が分散されやすくなるため、血行の良い状態を維持しやすくなります。
横向きに寝る場合、右半身を下にするのか、左半身を下にするのか迷う人もいるかもしれません。
実はどちらを下にしてもメリットが存在するため、その時の体調や気分などに合わせると良いです。
右半身が下になる場合、心臓が上の位置になりますから、心臓の負担を軽減できます。
また、胃から腸への流れがスムーズになるため、消化を助ける働きがあるといわれています。
もし胃腸の調子が悪かったり、心臓の負担を少しでも減らしたかったりする場合は、右半身を下にして抱き枕を使用しましょう。
左半身を下にして抱き枕を使用した場合、心臓が下になりますから、血液が心臓に戻りやすいといわれています。
女性に多いとされる貧血体質の人は、左半身を下にして抱き枕を使うと効果的です。
それだけでなく、リンパの流れが改善されやすくなるともいわれています。
他にも、食道に食べ物が逆流しにくくなるという効果もあります。
仰向けに寝る際は抱き枕を膝や足首の下で使用
仰向けに寝て抱き枕を使用する方法もあります。
この場合、抱き枕を抱くのではなく、敷いて使用するのです。
例えば、折り曲げた膝の下に抱き枕を敷きます。
膝に枕など必要なのかと疑問を感じる人もいるかもしれません。
しかし、腰痛などの原因となる骨の歪みが、仰向けに寝て膝を上げることで改善されることがあるのです。
自分自身の体重で、骨の角度が自然と矯正されていくためだといわれています。
特に若い人ほど腰痛が軽減されやすいとされているため、腰痛に悩まされている人は積極的に膝の下に抱き枕を敷いてみると良いかもしれません。
また、抱き枕の使い方として、足首の下に敷くという方法もあります。
抱き枕と一口にいっても、細い部分もあれば、太い部分もあります。
足首の下に敷く際は、細い部分を敷きましょう。
20センチ以上の高さは避けた方が良いかもしれません。
血管を圧迫しづらい柔らかい抱き枕が理想です。
もし血行が悪くなるようならば、無意識の内に足を抱き枕から外すので基本的に心配はいりません。
人は一晩の内に何度も寝返りを打つため、それほど気にしなくて良いでしょう。
この足首に抱き枕を使用する方法は、足のむくみや疲労感を取る効果が期待できます。
足を高くすることで、二足歩行でたまった体液が戻りやすくなるからです。
抱き枕の最適な使い方は人それぞれ
抱き枕の使い方は、自分に合った方法を見つけることが大切です。
抱き枕は、サポートするための寝具であり、どのように使うかは人それぞれです。
リラックスできるなら、その使い方が正しい使い方といえるかもしれません。
一般的な抱き枕の使い方は、横向きに寝る際に抱きついて使用する方法です。
右半身か左半身かどちらを下にするかで効果が変わってきます。
体調に合わせて選ぶと良いでしょう。
仰向けに寝て抱き枕を使用する際は、抱きつくのではなく、膝の下や足首の下に敷いて使います。
この記事へのコメントはありません。