マタニティが効果的に抱き枕を活用する方法
マタニティの方は、
お腹の赤ちゃんはもちろんのこと、
いろいろな心配ごとが尽きないものです。
夜はしっかりと睡眠が取れているでしょうか?
寝不足で体調を崩しそうになっていないでしょうか?
赤ちゃんが元気に動くようになると、
なかなか寝つきが悪くなる時もあるかもしれません。
妊娠すると、胎児の成長に伴って、
お腹もどんどんと大きくなります。
大きくなったお腹に圧迫され、
夜寝られなくなるという人もいます。
また18週ごろを過ぎると胎動を感じるようになり、
胎児が大きくなってよく動くころになると、
人によっては夜間ぐっすり寝られずに起きてしまうこともあります。
しかし、睡眠不足は胎児にとっても妊婦にとっても悪影響を及ぼします。
睡眠が妊婦に及ぼす悪影響を防ぐためにも、
今回の記事では抱き枕をマタニティグッズとして、
効果的に活用する方法をご紹介します。
なぜマタニティに抱き枕がオススメされるのか
妊娠すると胎児に十分な酸素や栄養を送るために、
妊婦の血液量は妊娠前に比べて1.5倍ほどに増えます。
血液が増えることにより体内にある水分量も増加し、
むくみやすくなります。
ホルモンバランスも崩れ、
腰痛やお腹が大きくなりうつぶせ寝やあおむけ寝で息苦しさを感じることも増えてきます。
血流の悪さやむくみの改善、
息苦しさをなくすために推奨されているのがシムスの体位と呼ばれている向きです。
この横向きの体勢をサポートしてくれるのがマタニティ用の抱き枕です。
もちろんマタニティ用と書かれていなくてもおすすめのものはあります。
どんな抱き枕がオススメなの?
様々な抱き枕が販売されていますが、
選び方にはいくつかポイントがあります。
まずはあなたが使って心地よい素材やデザインであることが大切です。
せっかく安眠をサポートするための枕ですので、
気に入らないものを買っても仕方ないですよね。
通販などでは仕方ありませんが、
実際の店舗で購入するのであれば気に入る素材のものを吟味してみましょう。
通販であっても、お試しなどがあります。
2週間やミニサイズのものなどがあれば納得できるまで試して気に入ったものを購入するとよいです。
また、丸洗いが可能な抱き枕というのは衛生面で考えても安心します。
季節に関わらず就寝中にはコップ1杯分の汗をかくと言われています。
抱き枕には汗や皮脂といった汚れが付着していますので、
免疫が低下している妊娠中は特に衛生面に気を使いたいものですよね。
丸洗いが可能な抱き枕であれば洗濯表示を見てみましょう。
洗濯機が可能であれば洗濯機で、
NGであればぬるま湯に洗剤を溶かし、
手で押し洗いをします。
タオルドライで乾燥させ、天日干しをします。
しっかりと乾かさないとカビや臭いの温床となってしまいますので、
よく晴れた日を狙って洗うようにしましょう。
丸洗いができない抱き枕であれば、枕カバーをこまめに洗濯し、
本体もなるべく天日干しを行うようにしましょう。
天日干しには除菌効果があります。カビなどの雑菌の繁殖を防ぎ、
消臭効果も期待できます。
ただしダニなどが生息している場合は天日干しだけで死滅させるのは難しいので、
そこは注意が必要な点です。
選ぶなら他の用途でも使えるものをチョイス
妊婦が寝苦しさを感じ始め抱き枕の購入を考えるのは、
妊娠期間も半分すぎた頃ではないでしょうか。
短期間しか使わないためもったいないと感じるのであれば、
赤ちゃんが生まれた後に授乳クッションとして使用できるものがよいでしょう。
生まれたての赤ちゃんは約3kg、1歳まで授乳するとすれば約10kgまで成長します。
授乳の間は赤ちゃんの体重を手で支える必要がありますが、
特に授乳開始時点では母乳が出にくい、
赤ちゃんがうまく飲めないといった理由から授乳時間が長引くこともあります。
その間常に抱っこだけで体重を支えるのは腕にとって大きな負担です。
それらを軽減するためにも、授乳クッションはあって損をしないグッズといえるでしょう。
月齢が小さなうちは、授乳中に疲れてそのまま眠りにつくこともあります。
ですが、寝たからといってベッドにおろすと起きて泣き出す、
という経験があるもしくはそういった話を聞いたことはありませんか。
そんな時にも授乳クッションがあると、
クッションごとベッドに運ぶことでスムーズな移動が可能な場合があります。
また、赤ちゃんが大きくなると1人でお座りをし始めます。
ですが、座り始めの赤ちゃんはまだ自分だけで上手に座ることができません。
横や後ろ向きに倒れて頭を打つこともあります。
それをサポートすることができるのが、ベビーチェアです。
このベビーチェアの代用品として抱き枕を活用することができます。
妊娠中に抱き枕を選ぶ場合は、赤ちゃんが生まれてから代用品として活用できるものを選ぶとよいでしょう。
抱き枕として利用するときは半月状のものがシムスの体位をとるのによいですが、
その両端をつなぐことで円座になり、授乳クッションやベビーチェアの代わりにすることができます。
授乳時期や1人で安定してお座りができるようになればまた両端を外し、
再び抱き枕として使うこともできますよ。
もし妊娠中に抱き枕を買うなら?
妊娠中はホルモンバランスや身体の変化により、
睡眠不足に陥りやすくなってしまいます。
息苦しさや血流の悪さ、
むくみの改善のためにおすすめされているのがシムスの体位ですが、
その体勢をサポートしてくれる便利なグッズとしてマタニティ用の半月状の抱き枕があります。
抱き枕を購入する際は衛生面を考えて丸洗いができるものや、
赤ちゃんが生まれた後に授乳クッション、
あるいはベビーチェアの代用品として利用することができるものがおすすめです。
マタニティをサポートするグッズはたくさんありますが、
今回はそのうちの一つ、
抱き枕を効果的に活用し、安眠を手に入れる方法でした。
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