快眠レシピ

圧縮袋の注意点と通販で購入する際の選び方

布団を収納するときに、圧縮袋を利用している人も多いでしょう。
圧縮袋を使えばクローゼットの収納スペースが空くため大変便利ですが、使い方を間違えると布団が傷んでしまい、快適な睡眠を妨げることもあるので注意が必要です。
ここでは、圧縮袋を利用するときの注意点や、通販で圧縮袋を購入する際の選び方について紹介していきます。

快適な睡眠を妨げることがないように、事前に正しい圧縮袋の使い方を身につけておきましょう。

二度と同じ形に復元できない?

圧縮袋を使って布団を収納すると、二度と同じ形状に戻すことができません。
見た目は同じように見えても、固綿の形状が変わってしまい、優れた機能が損なわれることもあるので注意する必要があります。

布団の機能が損なわれてしまえば、睡眠の質も低下してしまいます。
せっかく高い値段の布団を買っても、機能が失われてしまっては意味がないので、圧縮袋の使い方には十分注意しましょう。

特に羽毛布団を収納するときは注意が必要です。
羽毛布団には大変軽く繊細なわた毛が使用されていますが、圧縮袋を使うと、このわた毛がつぶされてしまい、羽毛布団が持つ本来の機能を発揮しなくなってしまいます。羽毛布団の寿命が短くなる原因にもなるので、収納するときは圧縮袋を使用せず、羽毛布団専用ケースに入れて保管するようにしましょう。

ウレタン素材が使われているマットレスも、圧縮袋の利用を避けるべきです。圧縮袋を使うとマットレスの復元が難しくなり、本来の機能が損なわれてしまいます。
特殊形状の枕やそばがら枕、ウレタン素材の枕も元の形に戻すのが難しくなるため、圧縮袋は使わないようにしましょう。

圧縮袋の利用は、掛布団や毛布のみに留めておくのがベストです。

圧縮袋の正しい使い方

圧縮袋に布団を入れる前に、きちんと洗濯しておきましょう。汚れた布団を入れてしまうと、カビやダニが発生してしまい、布団が傷んでしまいます。必ず洗濯をして清潔な状態にしてから、収納するようにしましょう。防虫剤を一緒に入れて保管すれば安心です。

収納するときは、布団を圧縮し過ぎないように注意しましょう。布団がカチカチの状態になるまで圧縮してしまうと、取り出したときに元の形状に戻りにくくなり、布団の柔らかい使い心地が損なわれてしまいます。そのため、布団の厚みの3分の2程度の圧縮にしておくのが無難です。

掃除機で吸引するタイプの圧縮袋だと、圧縮し過ぎてしまう場合があるので注意しましょう。
特に羽毛布団は圧縮し過ぎに注意が必要です。羽毛布団が持つフワフワ感や保温機能を損ねないために、布団の厚みの半分程度の圧縮におさえておきましょう。

クローゼットから圧縮袋を取り出す際は、破損をしやすいので注意が必要です。どこかに引っ掛けることがないように、必ず両手を使って取り出すようにしましょう。
圧縮袋から取り出した布団はすぐに使用せずに、まずは風通しの良い場所で陰干ししましょう。

陰干しすることによって、布団のフワフワ感を取り戻すことができ、寝心地の良さも向上します。
布団を直接日に当ててしまうと生地が劣化してしまうので、日陰がない場合は布を被せてから干すようにしましょう。

陰干しする時間は、3時間程度で十分です。
万一、布団が元の形に戻らない場合は、晴れた日に数回陰干ししてみましょう。

布団を圧縮袋に収納しておく期間は、長くても半年程度までにしておきましょう。半年が経過すると、圧縮袋の中に空気が入ってしまい、ダニやカビが発生しやすくなります。そのため、半年が経過したら一度圧縮袋から布団を取り出し、風通しの良い場所に干してから再び収納するようにしましょう。

収納する前に、布団がきちんと乾いた状態であることを確認しておくことも大事です。

布団の圧縮袋の選び方

通販で圧縮袋を購入するときは、なるべくマチ付きのバルブ式布団圧縮袋を選びましょう。マチ付きのバルブ式布団圧縮袋を利用する最大のメリットは、トラブルが起きにくい点です。

掃除機を引き抜く瞬間に空気が入らず、袋の中で布団が崩れる心配もないため、スムーズに収納することができます。圧縮袋1枚ですっきりコンパクトにまとまるため、クローゼットの中で場所をとる心配もありません。布団の形状や機能の損傷も最小限に抑えることができるので、安心して利用することができます。

最近は様々な圧縮袋が販売されていますが、あまりに安すぎる圧縮袋は空気漏れなどのトラブルが発生する可能性があるので、必ず口コミをチェックしてから購入するようにしましょう。
掃除機を使わずに圧縮するタイプもありますが、そのような圧縮袋は布団が傷む原因になるので避けたほうが無難です。大事な布団を傷めないためにも、圧縮袋は性能の良いものを購入しましょう。

性能の良い圧縮袋を利用しよう

布団圧縮袋は収納場所を有効に使えるメリットがある一方で、布団を傷めやすいデメリットがあります。
布団を一度圧縮してしまうと、完全に復元することができません。

圧縮袋を使うことによって、布団の機能が損なわれ、睡眠の質が落ちる可能性もあります。
通販で圧縮袋を購入するときは、なるべく性能のいいものを購入するようにしましょう。

マチ付きのバルブ式布団圧縮袋を選べば、布団の損傷を最小限におさえながら、コンパクトに収納することができます。

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