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抱き枕カバーを長持ちさせる洗い方とは?

抱き枕はいびき対策や腰痛、肩こりの緩和など、さまざまな効果が期待できるアイテムです。
しかし、毎日のように抱き枕を使っていると、汗や皮脂、ほこりなどが付着してしまいます。

抱き枕を清潔に保つには、抱き枕カバーが欠かせません。
定期的に洗濯を行うことで、お気に入りのカバーをより長く愛用できます。

そこで、抱き枕を愛用している人や、これから抱き枕を使いたいと考えている人のために、正しい抱き枕カバーの洗い方を紹介します。

どのくらいの頻度で洗うの?

抱き枕は顔や手足に直接触れるため、寝ている間に汗や皮脂が付着してしまいます。
しかし、抱き枕自体は基本的に洗濯ができません。

抱き枕を洗うと中綿が偏ってしまい、使い心地が悪くなってしまいます。
また、大きいサイズのものが多く、洗濯機で洗うのは難しいでしょう。

手洗いだと脱水に時間がかかってしまい、カビが生えたり臭いが発生したりする原因になります。
抱き枕を清潔に保つためにも、汚れが抱き枕本体に染みついてしまう前に、定期的にカバーを洗いましょう。

ただし、頻繁に洗いすぎると生地を傷めたり、色が褪せたりする原因になってしまいます。
できるだけカバーを傷つけないためにも、1週間に1回程度にとどめたほうが良いでしょう。

洗い方は手洗いの方が良い?

抱き枕カバーを洗うときは、最初にタグの洗濯表示を確認しましょう。
手洗いか洗濯機の使用に対応したマークがあれば、家庭での洗濯が可能です。

本体から取り外せるタイプの枕カバーなら、洗えるタイプが多いです。
カバーが取り外せない場合は、天日干しをしたり除菌スプレーを吹きかけたりするだけでも、雑菌の繁殖を防止できます。

ただし、天日干しやスプレーだけでは、しみこんだ汗やダニは取り除けません。
汚れが気になる場合は本体ごとクリーニングに出しましょう

家庭で洗えるタイプのカバーは、おしゃれ着用洗剤などの中性洗剤を使って洗濯します。
汚れがひどくなければ、手洗いで十分です。

枕カバーが入る大きさの洗面器に40度ほどのお湯を溜め、洗剤を溶かします。
枕カバーはチャックを開いて裏返し、軽く畳んだ状態で5分ほどつけ置きします。

つけ置きだけでも皮脂や汗は落ちますが、しっかりと洗いたい場合は、カバーの中に手を入れて、お湯の中で上下に揺らすように動かしながら洗いましょう。
仕上げにチャックを閉じ、押し洗いをします。仕上げにきれいな水ですすぎ、洗剤を洗い流したら完了です。

手洗いだけでは落ちない汚れがついてしまった場合は、洗濯機で洗う方法もあります。
手洗いの際と同じように、裏返して畳んだカバーを洗濯ネットに入れ、手洗いコースで洗います。

洗剤はおしゃれ着用洗剤を使いましょう。アルカリ性や酸性の洗剤は洗浄力が高すぎて、生地を傷めてしまいます。
また、色落ちや色移りを防ぐためにも、カバー単体で洗いましょう。

抱き枕カバーは干し方も大切!

どれだけ丁寧にカバーを洗っても、干し方が適当だと台無しにしてしまうおそれがあります。
洗った後のカバ―は大きなバスタオルなどを使って脱水しましょう。

まずはタオルを広げ、その上にカバーを載せます。バスタオルごと端から巻いていき、カバーの水分をタオルに吸い取らせます。
このとき、強く押さえつけたり絞ったりすると、生地を傷めてしまうので注意しましょう。
特に、イラストがプリントされているカバーは、強く脱水するとひび割れてしまうおそれがります。

洗濯機を使用した場合は、脱水機能を使っても問題ありません。
ただし、完全に水気がなくなるまで脱水してはいけません。
脱水の時間は1~3分程度にして、残った水分はタオルドライしましょう。

干すときは必ず裏返しにします。紫外線が当たると変色や色落ちを引き起こしたり、繊維が硬くなって肌触りが変わったりするおそれがあるので、長時間の天日干しは避けたほうが無難です。ある程度屋外で乾かしたら、風通しの良い部屋で陰干しをしましょう。

風通しが悪いと雑菌が繁殖し、嫌な臭いが発生することもあります。
外に干すのが難しい場合は、十分に脱水をしたあと、扇風機やサーキュレーターで室内の空気を循環させながら部屋干しをすると良いでしょう。
梅雨の時期や冬など、洗濯物が乾きにくい天候のときは、乾燥機を使うのも1つの方法です。

洗濯する前と同様、あらかじめタグの洗濯表示を見て、乾燥機が使えるがあるか確認しておきましょう。
完全に乾かすのではなく、軽く温まる程度に乾燥機にかけてから陰干しをするのも、生地を傷めずに乾かすコツです。

正しいお手入れで長持ちさせよう!

抱き枕カバーの洗い方は生地やデザインによって変わります。間違った方法で洗濯をすると、色落ちや型崩れを招くだけではなく、肌ざわりが変わって寝心地が悪くなってしまう可能性が高いです。

しかし、生地を傷めたくないからと汚れたカバーをそのまま使い続けていると、肌荒れなどのトラブルを起こす原因となりかねません。
できるだけカバーを傷めずに使うには、洗い替えをいくつか用意したうえで、定期的に洗濯をしながら使用すると安心です。
いつでも清潔で肌触りの良い抱き枕を使うためにも、お手入れの方法を工夫しましょう。

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